2025年8月25日月曜日

つま先の「詰まり」感

コメントいただいたルースクリアのつま先の「詰まり」感の件ですが、そういう感じはあると思います。サポートが強めだと他でもあると思いますが、iCBは細めなので特に強く感じるかもしれません。

サイズが小さいとどうしても窮屈になります。私もそうですが、ボーダーラインだと小さめは良くなさそうです。

はき方もあると思います。サポートだと強く引っ張りすぎることがあり、はいた後つま先を引っ張っても改善されないことがあります。むらにならないためにも手袋を使うのが快適にはくコツだと思います。 

 

iCBはかなり気に入っています。まだストックがあるのでもうしばらくはくと思います。

他もそうですが、この暑さで体が変調をきたしていてどれがいいと言えない状況です。 

2025年8月22日金曜日

MARCHとは

MARCHとは「明治・青山学院・立教・中央・法政」の5校のことですが、単なる語呂合わせの冗談だと思っていましたが、受験産業では私立大学のランキングに使われているようです。高校によっては進学実績のページにこのくくりを使っているところもあります。全くナンセンスだと思います。このくくりには意味が無いどころか有害とさえ思います。

 ひょっとしてスタート時期が同じなのかと1920年に旧制大学に移行した私立大学を調べてみたら
 慶應 早稲田 明治 法政 中央 日本 國學院 同志社

でした。立教は専修などと同じ1922年に大学令による旧制大学となり、青山学院は1949年新制大学になっています。

明治・中央・法政はもともと法律学校ですが、青山学院・立教は神学校です。慶應は経済、早稲田は政治、國學院は国漢と私立大学はもともと「専門店」です。それぞれが研究教育において独自に歩みをしているのにダジャレみたいなくくりが大手を振っているのはどんなもんかと思います。

こんな下らないことをやっているとそれぞれの大学が培ってきた学統が灰燼に帰してしまいます。あげく日本の大学の研究水準が低下してしまうのではないかと危惧します。

少々大げさな言い方になってしまいました。大学入学がゴールでは決してありませんし、同じ大学の中でも差があることは言うまでもありません。何よりも個人のインテリジェンスを誰もがイメージしやすい尺度に換算するのは無意味なことだと思います。


2025年8月16日土曜日

カソリックの女子校

先日友人からカソリックの女子校の教育について書いているブログがあると聞いたので探してみました。結局見つからなかったので友人の話をまとめると次のとおりでした。

カソリックの女子校は、まるでモーパッサン『女の一生』の修道院みたいなもので、「悪い虫」が付かないように週6日学校に縛り付け 、夫に身も心も仕える良妻賢母を校是(表向きは宗教的な言葉でカモフラージュされている)としている。信者はごくわずかで、キリスト教の教義よりはその雰囲気に酔わされているだけで、信仰を強制することはなくてもキリスト教社会に都合のいいイデオロギーはちゃんと押し付けてくる。しかしイエズス会が東洋での奴隷貿易に加担した歴史などには触れない。

 
当たっていなくはないかなと思うのは、私自身がその中にいて当たり前になっていたからなのかもしれません。

宗教がポリティカルな何かと関係することがあるのは時間・空間を問いませんが、そういうことは少なくとも私の経験にはありませんでした。

そういう宗教的なことはさておき、女子校に求められるものに異性との関わりを絶つことがあるのは疑いはないと思います。

『女の一生』のジャンのような男性への依存体質を生むとは限らないと思いますが、男子を美化したり忌避したりする意識は共学の人より強いかもしれません。

この季節になると「PL学園に転校したい」と言う生徒がいたのを思い出します。

 

埼玉県の公立男子女子高校の共学化が議論されています。大学も共学化する女子大が増えています。女子校で育った私としては、安心して生活できる女子だけの空間もあっていいのではと思います。

ただ、スポーツの応援などを通して生徒や卒業生と一体感を醸成するのは羨ましいと思います。その見返りにポジティブな意味で 「・・生」という意識を強く植え付けられるのかもしれません。

などという私はとっぷり女子校体質の中につかっているのでしょう。 

2025年8月5日火曜日

夏のストッキング 最近はいている物

毎年のことですが、と枕詞をつける暑さですが、今年は「毎年のこと」といえるレベルではありません。CO2排出量の多い国が知らん顔ですから気温上昇はとまる要素は無いと言えるかも知れません。来夏はどうなることでしょう。

皆さんもご自愛専一に願います 

外出を控えていることもありますがこの夏はDCYサポートをはくことが多くなっています。 

左はiCBのルースクリアです。

残念ながらもう廃番です。セールでまとめ買いをしたものがたくさんあります。なかなかの優れものです。

レッグ部の通気が特にいいわけではありませんが、滑らかな肌触りと適度な締め付けが 心地いいと思います。

つま先はスルーです。シームの当たりが柔らかで、はきおわった時シームを整えると隠れますし当たりもあまり気になりません。 


 NAIGAIのDAKSはロングセラーになりましたが、中身はだいぶ変わっています。黒枠のパッケージはかなり前の物です。柔らかな肌触りは他に無いと思います。

左から二番目が10Dスーパシアサポート、三番目が シアサポート(前のパッケージ。デニールは表示されていませんが15Dくらいだと思います。)です。比較的ゆるめのサポートで家の中で一日過ごしてもずっと快適です。

あらためて言うまでもないことですが、サポート・タイプは均一に伸ばすことではき心地が変わります。レッグ部には手袋が役に立ちます。私はほとんどいつも手袋をしていますが、サポート・タイプには必須だと思います。 

2025年7月21日月曜日

CERRVIN 'Tentation'

現在手に入りやすいフル・ファッションはCERRVIN 'Tentation'かと思います。読み方は「トンタシオン」が近いと思います。

CERVINは100年余続くフランスの会社で、フル・ファッションが消えつつあった頃、ヨーロッパ中を探し回り残っていた機械を手に入れ自社でフル・ファッションを復活させました。




 'Tentation'は、現在€50位です。円安もあり気軽にはけるものではなくなりました。

もちろんナイロン100%で、1930年代~1950年代にかけて製造された機械で編まれ、最後は手作業で縫い合わされています。

品質もさることながら本物のストッキングを追求する精神も賞賛に値します。シームレスの'Capri' も世界中の多くの女性に愛されています。

 

最初に買ったのはこんなパッケージでした。

いつまでもストッキングを愛する人たちの憧れにこたえてほしいと思います。

 


2025年7月13日日曜日

夏のストッキング 追加

シームレスにはストレッチもありますが、あまり日本では人気が無いようです。

かつてカネボウから販売されていた Christian Dior のシームレスは優れものでした。滑らかでソフトながら脚の動きにフィットして、薄くてノンストレッチにも引けを取らない透明感でした。

蒲田の駅ビルでセール品として出されていたのを最後に見かけなくなりました。

現行品では Pretty Polly の 'sheer gloss stockings' がこれに近いかなと思います。ウエルトが小さいので使いやすいと思います。

日本ではあまりなじみがありませんが、100年を超えるイギリスのストッキングやランジェリーの会社です。 

もうだいぶ長いことこのストッキングをはいています。名前の通り光沢がありますが黒やグレーは目立ちません。


着用画像です。左がCD、右がPPです。

2025年7月8日火曜日

夏のストッキング

一年が夏と冬だけになったと言われるようになりました。急激な温度変化に体がついていかず、体調を崩している方もいらっしゃるのではないかと思います。

以前Gooのブログをやっていたときもこのテーマで何度か書きましたが、近年は生やさしい暑さではなくなりました。

夏の定番みたいなのがあって、今も同じですが、同じブランドのサポート・タイプでも快適さが増したものがあります。

最近はいているパンティ・ストッキングは画像のようなものです。 

右のiCBはルースクリアはもう製造していません。光沢があってちょっと人工的ですが、つま先スルーで足の指がきれいにみえます。

他は御存じだと思います。


 

私自身のことを言えば、今夏はピンク系を好んではいています。服のコーディネイトとの色バランスもありますが、ピンク系を選ぶことで素肌感が増して涼しげに見えるからです。ただ白っぽくなりがちなことと、パウダー感は好き好きですが。

 

 

基本的な肌色も少し赤みがある方が爽やかでしょう。

これは一年中ですが。

何れもfemozioneです。現行品では色とデニールが変わっています。
 

 

 

実際の体感で涼しさ、というよりも暑苦しさを感じないものというとナイロンのシームレスです。 現行品ではCervin 'CAPRI' などですが、昔の国産シームレスも快適な物が多いと思います。つま先の処理が今の物と異なりますから慣れが必要です。

 この他、片足ずつのストッキングも快適です。あらためて書きます。

つま先の「詰まり」感

コメントいただいたルースクリアのつま先の「詰まり」感の件ですが、そういう感じはあると思います。サポートが強めだと他でもあると思いますが、iCBは細めなので特に強く感じるかもしれません。 サイズが小さいとどうしても窮屈になります。私もそうですが、ボーダーラインだと小さめは良くなさそ...