10月14日「かつてはこうだった」に昔のパンティ・ストッキング、グンゼ「ヤン」を取り上げましたが、はき方が間違っていたとモデルさんから新たな画像をいただきました。
この画像を御覧になって「縦シーム」とおわかりの方もいると思います。前回の画像は「横シーム」と勘違いしてはいたので補強が大きくなったそうです。現在のつま先は指に沿って閉じています(「横シーム」)。とすることにします。かつてはシームがつま先からかかとに向かっていました(「縦シーム」)。
縦シームは補強の境が直線になっているので上から見ても分かります。
サンダルを履いた画像を使うのは、前にも書きましたが、ストッキングのディティールが分かるようにしているからです。実際にはつま先スルーが多いと思います。
よく分からないかも知れませんが、つま先にシームの先端が見えます。
今の物に比べると赤みが強いと思います。
こういう所から押すと1970年代の製品かと思います。
シームレスからパンティ・ストッキングへの移行期の製品だと思います。
画像では今のサポートと変わらないように見えます。シームレスの透明度を求める声が高まりシアーなサポートが開発されていったのだと思います。
色違いです。こういう色は今でもよくあります。ただ薄い色は生地の質感が目立つようであまり垢抜けた感じではないと思います。
はいた感じは「ゆるい」そうです。どうも糸に撚りをかけたウーリー・ナイロンのようです。最近は見かけなくなりました。











