私はあまりスポーツ番組を見ませんが、たまたまTVで印象的なシーンを見ました。
大きな話題となっていますから解説する必要はないと思います。この二人が逆転するのではないかとビデオをセットしました。予想が当たったとは言いませんが、この女性の言動に金メダルを獲得したことと同じくらい感慨がありました。
我が子を慈しむ励ます母親のような姿でした。そういう包容力が安心感を与え実力を発揮する源になったのではないかと思いました。もちろん本人も「この子を」という気持ちが力を生んだのではないかと思います。
男性の方も他人に威圧的な態度を示すことが「強さ」だと思っている人とは違い、自らの足らなさ、弱さをさらけだしそれを原動力とすることも「強さ」です。女性の包容力を受け止めることができてはじめてなりたつものです。正直と謙虚は日本人の美徳です。
それは常日頃のものです。
競技のことは私のような何も知らない者が口を挟むのはおこがましいと思いますし、見ていた人はもう既に十分分かっていると思いますので何も言いませんが、競技の能力に対する信頼感があってのことなのは言うまでもないと思います。
何が自己や他者に力を与えるか、単に慰めではありません。日頃から醸成されたものがあるからでしょう。それが伝わってきました。
こういうところが日本女性、真のやまとなでしこだと思います。
やまとなでしこは、「優美で知的、かつ芯の強さを兼ね備えた女性」「内面的な品格と外見的な優美さを兼ね備えた女性」と説明されます。そういう意味での使い方は案外新しいようですが、小さなもの、はかないもの、弱いものを慈しむ気持ちは遠い昔から文学に現れています。政治やジェンダーなどでイデオロギー的に否定的に捉えられることもありますが、その美徳は、自分だけにとどまらず周囲にも及ぼし、日本社会発展の原動力となっていると思います。
















