今手元に残っているスクールストッキングはこの厚木のSchool Fit Nonrun です。
ノンラン編みのシームレスです。 シームレスのスクールストッキングは一種類しか実際に見たことがありません。
ナイロン・(シームレス)ストッキングの時代には、プレーン編みの他に「ノンラン(ノーラン)編み」がありました。下にプレーン編みとノンラン編みの拡大画像を並べました。違いは一目瞭然ですね。
離れても編み目が分かりますが、全体としてガラスのように透き通っています。
このストッキングのパッケージはWEBでも紹介しています。
特別に女子生徒用に製造されたわけではないと思いますが、「伸縮部分付き」と活発なこの年代に向けて動きやすさをアピールしているのでしょう。
他にも動きやすさをうたった物もあるそうです。まだストッキングは繊細でおしとやかなイメージが強かったのでしょう。
その「伸縮部分」です。アンダー・ウエルトに伸縮を持たせてあるということのようです。その大きくなっています。透かし編みがなんともセクシーです。他の柄もあるようですがちょっとびっくりです。
昔の女子生徒のスカートは長かったそうですから、これくらいでも大丈夫だったんでしょうね。
以前使ったワンストラップ・シューズの画像です。
黒に限りませんが薄手のストッキングは甲を出した方がきれいだと思います。ローファーよりも黒ストッキングの上品さが際立ちます・
私自身はいた事があります。今でも普通にはけますし、フィット感も悪くありません。足首も黒くならず均一な色の伸び、くっきりした輪郭が脚線を飾ります。
特筆すべきはやはり透明度です。輝くような透明感です。昭和40年代だと思いますが、この頃の女子生徒はこういうストッキングをはいて通学していたんですね。はいている本人は気を遣ったでしょうが、美しい街の光景の一部だったことでしょう。
「懐かし物」ではありません。カジュアル化の傾向の中で見失っている繊細な美を再認識させてくれます。決して消え去ったものではありません。ちょっとだけ忘れかけているだけです。

















