2025年3月30日日曜日

ブランド・イメージとストッキング(1)

インポートのストッキングをはくようになるまで、日本製がブランド名を付けたものが多いことに気づきませんでした。

例えば、Le Bourget ’Vilance(勇気)'、GERBE 'Voile(ヴェール)'、'Tentation(誘惑)' など製品のイメージ、'Iboici15'、 'DoubleDix' など製品の特性を付けたものがあります。


手元にあるものをちょっと並べてみました。

偶然ロイヤル・ワラントを得ていたものです。DAKSは現在でも得ていると思いますが、Aquascutumは失っています。

どちらも比較的高い年齢層の男性のブランドというイメージだと思います。

 Aquascutumは横浜の信濃屋が早くから扱っており、家族が長く愛用しています。赤いライナーは信濃屋のオリジナルです。

今ではだいぶブランド・イメージは低下しているようです。 

コートというとバーバリーですが、三陽のライセンス品は無くなりましたし、丸善の直輸入品もなくなりました。

家族は今でもMARUZENの名が入ったコートを愛用しています。

どちらかというとAquascutumの方が持ちが良いようです。

Aquascutumのストッキングはいつ頃からでしょう。アツギが レナウンの子会社の全株式を取得した2020年以降でしょうか。あまりこういうことには明るくないのですが、女性からするとAquascutumというブランドはあまりぴんときません。

アツギはストッキングの国内生産をやめたそうです。

アツギ本社は海老名市ですが、マッカーサーが降り立った厚木基地の知名度にあやかったと聞きますし、フル・ファッションからシームレスへの乗り換えなど、これまで機を見るに敏だった印象がありますから今後どう展開するでしょう。

3 件のコメント:

  1. アクアスキュータムは現在中国企業の傘下だそうですから、ロイヤルワラントは剥奪されるでしょう。
    信濃屋元町店にはCdRがありました。何回か買いました。今は無くなってしまいましたけど。

    返信削除
  2. アパレルのライセンス生産契約を打ち切るのは、ロイヤリティより儲けの大きい自社販売に切り替えることが主な理由のようです。ストッキングに関しては市場の縮小を睨んでのことではないかと思います。

    返信削除
  3. アクアスキュータムは50代60代男性向けブランドだと思いますが最近この年代の購買意欲が落ちているのではないかと思います。なぜアツギはこのブランド名を使ったのでしょう。レナウンが持っていたから使いやすかったのでしょうか。ASTIGUは漢字一字で特徴をアピールしたのは良かったと思いますが反面高級感が無くなったと思います。EXHALEも中途半端な感じがします。コンセプトを明確にしてブレが無いようにアピールしないと他者に差を付けられるんじゃないでしょうか。

    返信削除

Gerbe 'Carnation'

 Gerbeは120年余続くフランスのストッキングメーカーで、他のブランドにもOEMを行っています。最高級の品質を誇っています。 Carnationは、現在では数少ないフル・ファッションです。 私が好きな色は`Gazzelle' です。肌色ですが他には無い微妙な色合いで肌...