先日NHKの「あさイチ」を見ていたら、ある女性が、新年の始業日に若い女性社員が晴れ着を着て出社する慣習があり、出費が大変だったと語っていました。出演者からは何の意味があるのか、「ひどい」という声が上がりました。
私は経験ありませんがたしかにそういう話は聞いたことがあります。
でも成人式のように着物を着て出かけるのを楽しみにしていた人もいました。出費だって普段から着物を着ていればそんなにかかりません。実際私もお正月には着物を着ますが、わざわざ美容院に行って着付けをしたりしません。
登志子さんもお書きになっているように、少し前の事をなんでもかんでも「変」だと言う風潮には辟易します。もちろん否定的な考えもあるでしょうが、それを全てと喧伝するのが目に付きます。
今の感覚でおかしいと思ったとしても、ことさらにそれを異常視して何の意味があるのでしょう。存在していたときには存在意義があり、意義が無くなったから存在しなくなったのではないでしょうか。
職場は単なる労働力と時間を売って対価を得る所になってきたので、そのようなことは無意味になったのではないでしょうか。それがいいか悪いかは分かりません。
ただ今の感覚で変だと言うのは、自分と異なる物事を無価値と決めつけ切り捨てることとどこが違うのでしょう。
それが仕事にどう関係あるのか、と言い始めた時点で一つの終わりですね。良い悪いじゃなくてどれを選ぶかですよね。でもその結果日本の国力は伸びたのでしょうか。
返信削除強制と感じた人もいれば楽しんだ人もいるわけで、そこんとこがおかしくなってますね。ブルマが嫌だった人もいればかっこいいと思っていた人もいるのに、過去のことを否定するのだけが取り上げられ、皆嫌だったけど押し付けられていた被害者。なんかそんな感じですねえ。
最近流行の「史観」ですね。昭和は皆悪かった、おかしかったという。昭和だけじゃないですけど、記憶に新しいのでネタにしやすいんでしょうね。
返信削除たしかに新年にあったけど強制だったと言われると?です。着たい人は着ていたし、仕事にならなかったような。余裕があったんですね。
見てました。半ば強制と言うからには任意ですよね。どの程度の圧力があったのかはもちろん分かりませんがそれにあらがわなかったことを私なら反省しますね。どうも他に責任を押し付けて後になって被害者面。同調する方もする方です。楽しんでいた人もいましたよ。仕事なんかしません。する人は着ませんでした。7、8万かかったというのもどうかと思います。大げさでは。成人式ならともかく。
返信削除極論すればコメンテーターの言ってることはファシズムです。それに気づかないことが事の真相です。過去のことは評価できても現在を評価するのは難しいですよね。
返信削除