それぞれのお茶には相応しい急須があります。
これは三重県四日市、萬古焼の紫泥の急須です。紫泥は鉄分を多く含んでおり。釉薬を塗っていないので静岡茶の渋みを吸収します。うちではずっと萬古焼です。
近頃はなかなか本物がないので手に入りにくいようです。多くで回っているのは中国産で、四日市や菰野の土が少なくて古くなったものを再利用したりするそうです。
手に入り安いといえば常滑でしょうか。朱泥が有名で、黒泥でも中は朱泥というのもあるそうです。こちらも静岡茶に合います。
湯冷ましは必需品です。急須と湯冷ましは常滑、盆は小田原塗り、茶筒は小田原で寛文元年(1661)創業の江島園のものです。深煎りには金属ネットが目詰まりせず便利ですが、やはり笹目を作っている物がお茶のためにはいいようです。
右は、智さんからいただいた茶飴の箱です。茶箱がいいですね。
宇治茶には朝日焼です。宝瓶という持ち手のない急須で、笹目ではなく急須に穴をけてあります。ほしいとは思いますが、高価ですし、宇治の玉露はあまり飲まないので延ばし延ばしになっていまだに手に入れてません。
そして最後はお茶菓子です。基本浅蒸しの場合はあまり食べません。
私はあんこが好きで、最中が特に好きです。 味も香りも強めの深蒸しが合うようです。
芭蕉案は大豆の香りがして最高の最中だと思いますが岡山まで行かないと手に入りません。他の和菓子も上品な味です。さすがは池田公の城下町です。
右端は京都俵屋吉富の雲龍です。抹茶の方が合うと思いますが、どうでしょう。
雲龍は池袋西武でも買えましたが改装でどうなるんでしょう。
返信削除米もですけど茶農家は後継者不足に悩んでますね。静岡茶は谷間で良質なものが生産されるので、機械化が難しく、最近は抹茶が人気で碾茶に変えるところも出てきています。
返信削除静岡の煎茶は貴重品となる日も遠くないと思います。もっとも需要はそれ以上に低下しているでしょうけど。
抹茶も同じですね。
こんにちは
返信削除喜月堂は横浜三越にもありましたが、今はたしかそごうか高島屋ですね。あんこたっぷりですが甘すぎなくて私も好きです。
江島は掛川茶でしたね。愛国はどうなのでしょう。九州のが多いような気がしますが。
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