コメント欄でLANVINはウーリー・タイプかどうかご質問をいただきました。
LANVINはウーリーではなくコンジュゲート(複合糸 conjugate yarn)で、異なった繊維(LANVINはナイロンとポリウレタン)を貼り付けたり覆ったりして一本の糸にしたものです。ポリウレタンは染まりにくいので黒だとよく分かると思います。伸縮率が違うので独特の波打ちが生じます。
モノ・フィラメントのプレーン編みで、透明な糸との接合で透き通って見えます。
透明感の理由はここにあります。
LANVINの黒「ソワレ」です。
ほとんどグレーに見えます。
制服にはもうちょっと黒くないと合わないと思います。(合わせる人はいるとは思いませんが)
並べてみました。左がコンジュゲート(LANVIN ロアンヌ)、右がウーリーナイロン(yan)です。
コンジュゲートというとLANVINが代表格です。
MACKINTOSH PHILOSOPHYやExlaleもありましたが姿をみなくなりました。
コンジュゲートは薄手なのでだいたいつま先補強があると思います。
補強の部分は脚部に比べて隠れます。上品なのであってもいいでしょう。
前に取り上げたYanの色違いです。いつ頃の物か分かりませんが、色に時代を感じます。
ウーリー・ナイロンですが、ポリウレタンの糸も使っています。サポートのようにポリウレタンにナイロンを巻き付けるのではなく、一緒に撚ってあるようです。サポートの前身みたいなものかもしれません。ナイロンだけのものより透明感は落ちるようですが、おそらく丈夫さが要求されたのでしょう。
現在でも同じようなものがあります。何れまた。





MACKINTOSHのフラックスはいい色でした。残念。
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